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9 支えてくれた彼女
彼女と同じ職場を退職して、次の会社にてある事業の立ち上げをしていました。
簡単に説明すると私が来る前から元々あった組織に、親会社が更に新しい組織を作ってそこの責任者として立ち上げを任されました。
まあ、上手くはいかないですよね。元々あった組織から責任者を立てれば良いのに突然何も知らない親会社から来た人間がトップに入ったので、反発が強かったです。
私自身、転職したばかりで社長から新しい事業の立ち上げの責任者を任され、絶対に成功させなければという気持ちで仕事をしていました。
まあ、ストレスで胃に穴が空いたんですけど(笑)
でも、そんな中でも支えてくれていいたのは彼女でした。
彼女は話を聞いてくれるだけでなく、私を心配してくれて言葉をかけてくれました。
ここでやらなきゃ俺は一生平社員だという気持ちでその言葉を彼女に言うと。
彼女は
そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?
って。
転職して年収もかなり上がってプレッシャーを感じながら仕事をしていた私。
同じ職場の時から私を見ていてくれて、カッコいいって言ってくれていた彼女。
新しい職場で、胃に穴を開け血を流しながら管理職とはこんなもんだと。誰もが経験する苦しさなんだと。この苦しさを乗り越えた先に更なる年収アップがあると。
そう思って働きながら、顔がどんどんキツそうな表情になっていく私を見て。
彼女は、
そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?って言ってくれました。
年収も周りの人より高いし、仕事もできるし。
その時は、反論したけど、今思うと
苦しい時に話を聞くだけでなく、気持ちを楽にしてくれるように言葉をかけてくれたのは彼女だけでした。
今まで沢山の女性と付き合ってきた。妻も含め俺の話を聴き言葉をかけてくれたのは彼女だけだった。
人は失ってから気付くけど、私の人生の中で1番一緒にならなくてはいけないのは彼女だったのかもしれない。
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